ゼミ合宿@福井 ①
- raisemnar
- 2014年7月22日
- 読了時間: 3分
久しぶりのblog更新です!
今回は福井合宿1日目の模様をお伝えします。
7月12日、13日と福井県にて、3、4年生のゼミ合宿を行いました!
11日の夜行バスに揺られること10時間。
やっとたどり着いた福井は、東京都違ってビルが少なく
自然がところどころに見えるすてきな土地でした。
午後から、先生のご友人が経営している「農園たや」にお邪魔して
農業体験や合同ゼミを行いました。
ここの農園では、海外実習制度を設けており
インドネシア人の留学生が一緒に農作業をしています。
ホテルから徒歩10分たらずのところに農園があって
辺り一面が緑一色でした!
トラックの荷台に乗せてもらい風を感じながらもまずは小さな公民会へ赴き
農園たやの説明をしてもらいました。
農園たやでは約50品目の野菜などを育てており
水田面積はとても広大です。
川に近い土地や歴史的な伝統からここに農園を構えているそうです。
ここでは農園は天然のものを使用しています。
害虫が寄り付かないように、その虫の嫌いな作物を一緒に育てたり
虫同士の関係性を利用して害虫を駆除してもらったりと
まさに自然の力を借りた天然の農薬によって野菜が育てられています。
お話を聞いた後は、少しではありますが
収穫のお手伝いをさせてもらいました!
じゃがいも、スティックブロッコリー、とうもろこしの収穫です!
採れたて新鮮のブロッコリーとともろこしは甘くてびっくり!
収穫した瞬間から鮮度や甘みが落ちていくので、その時に食べた味は忘れられません。
帰ってきたあとは、一息ついてから3年生のゼミ生による
TPPと農園についてのプレゼンテーションを行いました。
「私達は何を選択してどう生きていくか」がテーマです。
TPPが交渉される中で、作物の自由化が進み、どんどん海外産のものが
日本市場に入ってきます。
そんな中で私たちは何を選択していくべきなのか。
安全性なのか、価格なのか。
モノを買ううえで選択肢は人それぞれだと思いますが
その中で何を基準にしていくべきなのか。
市場は消費者目線で形成されていくものです。
私達が価格を求めれば、どんどん安いものが市場に回ることでしょう。
ですが、それが本当に「生きていく」ことなのでしょうか。
今、まさに消費者の選択が試されているときだと思います。
そして、最後は収穫した野菜でBBQ!
味付けはオリーブオイルだけ。
ただ、薄く切って焼くだけですが、その美味しさに感動。
野菜がこんなに甘い食べ物だなんて私は知らなかったです。
途中からギターを演奏してくれたり、みんなで踊ったり、歌ったり。
最高の晩餐でした。
野菜で人の輪が広がる。
ご飯で人の輪が広がる。
これこそが都会になくて農村にあることかもしれません。
「農」とは「生きる」こと。
当たり前すぎて忘れてかけていたことを思い出させてくれた1日でした。
農園たやのみなさん。ありがとうございました!
文:3年 鈴木慧南

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