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ゼミOB会

  • 2017年11月25日
  • 読了時間: 3分

気がつけばもう12月、地元の駅も戸塚もどこもイルミネーションに飾られている(むかしはここまで多くなかった、と思う)。今年もあっという間に過ぎていったような。年末までに、出版の準備作業を済ませて、学生の論文指導をやって、あとは無事に、平和に年が越せるように。

さて、昨日は、ゼミのOB会がありました。学籍番号でいうと、09から13までの卒業生が該当します。ここに赴任してから今年で6年目、たくさんの卒業生を送り出してきたのだと、あらためて思い知らされました。遠方から参加してくれた人、仕事を終えて駆けつけてくれた人、5年ぶりの人、プロボクサーの人、現役のゼミ生など、多彩な顔ぶれが揃いました。

一次会も二次会もあっという間に時間が過ぎてしまって、全員と話せなかったのは心残りですが、元気そうな様子を見て安心しました。次回も「月曜日から仕事を頑張ろう」と思えるような集まりにしたいと思います。また会う日まで、お元気で!

最近のゼミの様子について話そうと思っていながら、おしゃべりに夢中になってしまいましたので、この場で近況を伝えます。

基本的にゼミでやっていることは変わりません。時間も、子供の世話が大変になってきたことから、昔ほど遅くまではやっていませんが、それでも暗くなるまではだいたい続けています。最近ゼミで読んだのは、『ぼくらの社会主義』(国分・山崎)、『なつかしい時間』(長田)など、経済というよりは、もっと大きな枠組みで物事を捉えるような本です。会社や組織の中で忙しく働いていれば、学生時代のようにみんなで集まって本を読む、ということは難しくなります。ゼミでそういう経験をしたことがあるというのは財産なのだと思います。

校外実習は、インドネシアと東ティモールに行きました。過去5回のうち、おそらく日程的にはもっともハードで、なかには朝4時半の列車で移動という日もありました。印象的だったのは、インドネシアの農村で、農民分たちで学校を作って、子供たちに地域の自然や文化について、農民が教師になって教えるという取り組みを目にしたことでした。リーダー曰く、農民はいつも社会から軽く見られ、粗末に扱われるから、現状を変えるには自分たちで次世代の子供たちに教育をするのだ、と。インドネシアの農村というと、のどかだけど、停滞した、貧しい社会、というイメージがつきまといますが、それだけではない、新しい動きがあることを学びました。世界の動きははやい!来年は、海士町をはじめとした山陰地方を回り、地域の取り組みを勉強する予定です。

あとは、お互いを知ることを目的として、WM(Weekly Message)を始めました。詳しいことは下記へ(https://news.yahoo.co.jp/byline/tasakahiroshi/20171009-00076720/)。多摩大学の田坂先生のアイディアを参考にして、毎週、誰かが、ゼミ生向けにメッセージを発するようにしています。文章にすると、内省的になるので、日頃の会話には出てこないようなことが書かれていて面白いです。ご関心があれば、みなさんも職場でお試しを。


 
 
 

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