2014年度校外実習
- raisemnar
- 2014年9月10日
- 読了時間: 3分
今日、2週間の校外実習を終えて帰国。無事に帰ってこられて良かった~
去年よりも参加メンバーが多く、終始賑やかな旅だった。飛行機と車の移動が多く、体力的にかなりきつかったが、滞在地ではジャカルタ、北スマトラ、ジョグジャカルタ、バリ、プログラムでは、官公庁・工業団地訪問、コーヒー農園ホームステイ、ガジャマダ大学の学生との交流、エコツーリズムと、インドネシアの多様性を感じる事が出来たのではないかと思う。出発時に空港に集まったのがかなり昔のことのように感じるくらい中身の濃いものであった。
思い出すと色々あるのだけど、印象に残ったこととして、ホームステイの経験とガジャマダ大学の学生との交流を挙げたい。
北スマトラ州にあるリントン地区は、州都メダンから車で7時間以上離れた農村地域で、農家はコーヒー栽培を生業にしている。今回、農家の方々の協力で、1軒につきゼミ生1~2人ずつを受け入れてもらった。日本の生活とかけ離れた現地の生活に戸惑ったゼミ生が多かったようで、一泊した2日目の朝は、疲労の色が隠せないようだった。しかし、言葉が通じなくとも、自ら現地の生活に溶け込もうとしているうちに、次第に生活に慣れてきたのか、滞在を終える頃には、「もう少しいたかった」という声も聞かれ、別れの挨拶の際には、ホストファミリーとゼミ生がお互い感極まる光景も見られた。貴重な経験が出来たのも、現地の人々の暖かい歓迎があってこそ。来年以降も、この地域とのつながりを強め、地域の発展のために微力ながら尽力したい。
もう一つの、ガジャマダ大学との交流は、今回が初めての試みで、先方は、世界貿易研究センターの教員と学生さんが参加してくれた。午前中は、インドネシア経済と、日本の原子力発電とその海外展開について議論をした。報告の中身がしっかりしており、充実した時間を過ごす。午後は、グループを3つに分け、ガジャマダの学生さんの案内で、それぞれジョグジャ近郊を見学した(賴はホテルで待機)。私自身、初対面で外国の学生と一緒に観光する経験をしたことがないので、お互い、変に意識してしまって、上手く交流が出来るかどうか不安を感じていたが、全くの杞憂だった。はい、すみません。夜、ホテルのロビーでみんなを出迎えると、もう古くからの友人のように仲良く話をしていて、「ん?何が起きたのか。」と思わざるを得ないような状況だった。若さって、いいですね~♪ 協力してくれたPoppy先生と学生さん達のご協力に感謝!Poppy先生とはグローバル・バリュー・チェーンの研究で重なるところがあるので、今後、研究分野の協力も期待できそうだ。
ここに書ききれなかった多くの人たちにも、実習を支えて頂いた。この場を借りてお礼を申し上げます。
2014年9月10日
賴 俊輔
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