2014年秋学期振り返り 2年生
- raisemnar
- 2015年2月6日
- 読了時間: 3分
2014年度秋学期から本格的にゼミでの勉強をスタートしました。
まずは、秋学期が始まる前に夏休み期間の課題として、マイケルサンデル氏が書いた「それをお金で買いますか―市場主義の限界」という本を読みました。頼ゼミでの初めての課題であり、いきなりの課題だったので緊張しつつみんな必死に頑張っていました。
この本を通じて、資本主義の性質を理解し、市場主義が我々の実際の生活に及ぼしている大きな影響について学びました。今まで何も考えず暮らしてきた我々の生活の中に、すごく身近なところに資本主義や市場主義が浸透していることを、実際の例を挙げることによって認識し、では我々の生活はどうあるべきか、市場主義の是非について議論しました。
そして、本格的に授業を始めてからは、事前に指定された本を読みレジュメを作ってきて授業に臨みました。1冊目は「キーワードで読む現代日本社会」でありました。この本は日本社会で起きている社会問題や日本社会自体を、比較的容易ないくつかのキーワードを挙げて読み解いていくという内容でありました。身近な内容が多く、ゼミ内での議論も盛んに行われたと思います。
2冊目は「国際政治モノ語り―グローバル政治経済学入門」である。これと同時に新聞記事の発表も加わりました。今までは決まった一人がレジュメを作成してきて発表する形式であったが、今回からはAチームとBチームに分かれ、一つのチーム全員がレジュメを作成し、もう片方のチームが新聞記事発表、その記事に対するコメント、ゼミ進行の司会を務めました。今までとは違いペースが格段と上がり、みんな夜が明けるまで課題と格闘することもしばしばありましたが、必死に食らいついて頑張っていました。2冊目の本はグローバル化について書かれており、そのグローバル化をモノや人、歴史に分類してそれぞれのグローバル化を考察することで、世界がどのようにどういった要因でグローバル化を果たしてきたのかを学びました。1冊目よりはるかに難しく、誤字脱字も多かった本でした。(笑)
新聞記事発表では、毎週気になる記事を持ってきて、それについて議論をしてきました。アベノミクスや集団的自衛権などの政治経済面の記事であったり、幼稚園の保育料値下げや学生デモなどの社会面の記事など、多分野の記事があり時事問題についても学んできました。
さらに授業とは別にゼミ合宿で那須に行きました。アジア学院を訪れたくさんの外国人とコミュニケーションを取ったり、一緒に農作業をしたりすごくいい経験ができました。さらに4年生の卒論報告会を開き、2年生も積極的に参加して負けじと質問もしていました。
あっという間に2年生が終わり大学生活も半分が過ぎました。3年生になると就活や卒論のことで忙しくなり、不安もたくさんあると思います。しかし、現状維持は後退という言葉があるように、日々成長していけるように「勉強」を続けていかなければなりません。夏休みには校外実習もあるため、3年生の勉強につなげるためにも春休みに準備を頑張りましょう!まずは春休みの課題を期限以内に出せるように!(笑)
文:2年 キンジョンイ

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